家を買うときに必ず必要になるの…
家を買うメリット・デメリットは?賃貸と比べた特徴をご紹介!
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家を買うメリット・デメリットは?賃貸と比べた特徴をご紹介!
住宅費というものは、支出のうち大きな割合をしめます。ずっと賃貸で暮らして家賃を支払い続けるのなら、家を買った方がいいのか、それとも賃貸で暮らし続けた方がお得なのか気になる方も多いのでは?しかし、家の購入は人生で一番高い買い物、ともいわれています。高額な買い物なだけに、気軽に購入することは難しいですよね。そこでこの記事では、賃貸と比較した場合の、家を買うメリットとデメリットを分かりやすく解説いたします!ぜひ最後までご覧ください。
■持ち家のメリット
1. 購入した家は自分の資産になる
賃貸で支払う毎月の家賃や管理費等は、ただの消費にしかなりませんが、家を購入した際に支払うローンは、支払い続ければいつか完済するときがきます。家を購入すれば、家を担保にしてお金を借りたり、将来子どもに残したり、売ってお金にしたりできるというのが持ち家の大きなメリットです。また、土地の価格が購入時よりも上昇した場合、住宅の資産価値はさらに上がりお得になります。これは、家を購入する最大のメリットといえるでしょう。
2. リフォームや建て替えを自由にできる
持ち家の場合、あとから外観を変えたり、間取りを変更したり、DIYで壁に棚を取り付けるといったことも自由にできます。賃貸の場合は、退去の際に原状復帰を求められるので、壁に画びょうをさすことさえできませんよね。家を購入した場合、気兼ねなく家をDIYできたり、家族の好みの変化や、子どもの成長、加齢による足腰の弱りなど、その時の状況に合わせてリフォームできるという点も持ち家のメリットです。
3. 万が一のことが起こっても住宅ローンの団信が使える
団信とは「団体信用生命保険」のこと。簡単にいえば、住宅ローン返済中に契約者が死亡したり、重大な障害を負ってしまった場合、生命保険会社が代わりに住宅ローンの残りを完済してくれるという制度です。健康状態によっては団信に加入できないケースもありますが、もしものことが起こっても家族との生活を守ることができるので、これも賃貸にはない持ち家のメリットといえるでしょう。
4. 老後は住居費の負担が少なくなる
仮に85歳まで生きるとして、定年退職を迎える65歳から85歳までの20年間、一か月10万円の家賃を支払うと考えてみましょう。この場合、住居費だけで2,400万円必要になります。しかし、家を買い、65歳でローンを完済するプランを立てていれば、老後のこの2400万円の資金は不要になります。老後は年金を中心に生活を送るとなると、この違いはとても大きなものですね。
また知らない人も多いのですが、賃貸の場合は、高齢になるとマンションが借りにくくなります。理由は、事故や老衰による孤独死や金銭面の不安、保証人がいなくなってしまうケースが多いからです。老後のことを考えると、賃貸はやや不安といえるでしょう。
■持ち家のデメリット
1. 簡単に引越すことができなくなる
ご近所トラブルや転勤、リストラ、離婚などで別の住居に移りたいと思っても、持ち家の場合、賃貸ほど気軽に引っ越しにくくなります。そのため転勤になったら単身赴任をしたり、騒音や人間関係の問題といったご近所トラブルが起きても、我慢し続けるケースもあります。簡単に移動がしにくくなるという点が持ち家のデメリットといえるでしょう。
2. 維持費がかかる
家は購入費用だけで一生住み続けられるものではありません。家は老朽化するので、壁の塗り替えや屋根やフローリングの修繕、クロスの張替えや定期的なシロアリ対策など、長く住むためにはメンテナンスが重要になってきます。頻繁なことではありませんが、ローンとは別にメンテナンス費用が必要になるという点も賃貸にはないデメリットでしょう。
3. 税金がかかる
固定資産税は、地域や住宅の種類、構造、築年数によって変わるので、一概にはいえませんが一戸建ての場合、大体10万円~15万円といわれています。毎年一括か分割で支払わなければなりませんので、この費用も賃貸にはないデメリットですね。ただし、建物は年数がたつにつれて評価額が下がるので、税額も少なくなりますよ。
4. 住宅費を調節できない
賃貸の場合、収入が下がったり、貯金をしたいと考えれば、より安い家賃の物件に気軽に引っ越すことができますよね。しかし持ち家の場合、住宅ローンは毎月固定で返済期間も長いので、子どもの進学やリストラ、病気にかかった場合、時に家計を圧迫してしまうことも。住宅ローンを組む際は、無理のない返済計画を立てることが大切です。
まとめ
住宅購入のメリットとデメリットについてご紹介してきました。家は大きな買い物なので、賃貸で暮らしていくか、家を購入するべきか、それぞれの家庭の価値基準をもとに決断する必要があります。この記事を参考に、マイホームを購入するか検討してみてくださいね。