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注文住宅はコストをかける部分と削る部分を明確に!家づくりインタビューno.3

注文住宅を購入するのは、とても大きな決断です。様々な不安を抱えている人も多いでしょう。本記事では、実際に家を建てた人にインタビューを行い、家づくりのこだわりや、住宅メーカー選びの基準、実際に住んでみて後悔したことを聞きました。限られた予算に対してお金をかけた部分や削った部分、家づくりを考えている人へのアドバイスも紹介しているので、家づくりを検討している人や、家づくりに興味がある方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください!

 

【プロフィール情報】
お名前 S.Iさん
施工年度 2020年12月
東京都 足立区

 

ー家を買ったきっかけを教えてください

家賃がもったいないからっていうのと、子どもの誕生ですね。広い家の方がいいですし、一軒家は駐車場代がかからないじゃないですか。東京だと普通に月に2万、3万円駐車場代がかかるので、長期的に考えて家を買った方が金銭的にも良いかと思い、家を買いました。あとは純粋に「自分の家」っていう憧れがありましたね。私の場合は、実家がマンションだったので、一軒家への憧れがありました。

 

ーメーカー選びの基準はなんでしたか?

予算の関係から、安く作れるA社にしました。家を建てる土地の方から先に決めたので、土地の値段との兼ね合いで、メーカーを決めたという感じです。一応何社かには見積もりを聞いてみたのですが、A社が一番安かったですね。

何を重視するかによってメーカー選びは本当に変わると思います。大手なら保証が手厚いし、地方の工務店だともしかしたら将来的につぶれている可能性もあります。

 

ー家づくりで1番こだわったところは?

奥さんの希望で壁掛けテレビ、あとは照明ですかね。あまり天井が高くないので、その分照明を埋め込み式にして、圧迫感がでないようにしました。

他の部分では、ウィークインクローゼットに憧れがあったので、ウィークインクローゼットと、床暖房も取り付けました。全館空調と迷いましたけど、その当時は施工店が全館空調に対応していなかったので、床暖房にしました。

実際のご自宅写真。壁掛け式のテレビで掃除も簡単

 

実際のご自宅写真。照明を天井に埋め込むことで、圧迫館を感じない工夫がされている。

 

ー実際に住んでみて、良かった点や後悔している点はありますか?

やっぱり実際に住んでみると欲がでてきてしまうので、後悔がつい多く出てきてしまいますね(笑)例えば、和室を1階に作ったんですけど、家に誰もいない状況になると実は結構カビとか生えやすいんですよ。水回りのお風呂場が近いので湿気が結構こもってしまうので、最近10万円ちょっとくらいの費用でフローリングに変えました。和室にするなら水回りの近くにしない方がいいんだなって思いましたね。みんなに言えること、あてはまることではないんですけど笑

良かった点といえば、収納はたくさん作っておいて良かったですね。子供が成長すると荷物も増えますし、こんなにいるかな?と思うぐらいたくさん作って良いと思います。あと実際にテレビの壁掛けを取り付けると、テレビ台が必要ないので掃除が楽ですね。そこは本当に良かったです!

キッチンに関しても、狭くして正解でした。最初はキッチンを広々とさせようとしていたのですが、設計士さんに「意外と狭い方が使い勝手良いですよ」と言われて、アドバイス通りにしました。結局、後ろの収納取りに行くのにあんまり離れちゃうと移動距離ができちゃうから面倒くさいですよね。実際に住んでみて、本当にそれはその通りだなと思いました。

 

ー予算に合わせてお金をかけた部分や、削った部分はありますか?

床は高い素材のものを使いました。裸足で歩くことが多いので、素材感を大切にして。あとは、外壁も30年~35年のメンテナンスフリーっていう高いのにしましたね。通常10年位のものらしいのですが。外壁のメンテナンスって、足場を作ってメンテナンスしないといけないので、手間とか費用とか結構大がかりじゃないですか。30年後、外壁がどうなってるのか期待ですね…。きれいに残ってくれているといると良いのですが(笑)

他は、ウォークインクロゼットと収納でしょうか。「ニッチ」という壁を凹状にくりぬいた飾り棚もつくりました。インターホン関係や小物とかを置いていますね。

費用を削った部分は、床暖房の面積です。うちの家は床暖房は入っているんですけど、最初の提案では床暖房の範囲が広かったんですよね。でも、リビングでよくいる場所って結構限られているじゃないですか。なので使わない面積は削っちゃいましたね。床暖房は、スイッチ一つで部屋全体に熱が行き渡るので、光熱費とかも考えて場所を絞りました。

 

ー住宅展示場には行きましたか?

はい、行きました。展示場で実物を見て、メーカーさんの話を聞いて、メーカー選びの参考にしました。実際に色々と家を見てみると、それぞれのメーカーに強みが具体的に分かりますし、曖昧だった自分の好みや理想も明確化されました。振り返ってみると良いきっかけでしたね。

住宅展示場は敷居が高く感じていたのですが、付箋に箇条書きで簡単に家の希望を書いてでかけたら、営業の方たちも予算の希望に合わせたものをどんどん提案してくれたので、とても参考になりました。複雑な住宅に関する税金関係のことや税金の優遇制度といったお得な情報も教えてくれたので、あまり敷居を高く感じなくてよいと思います。

 

ーこれから家を建てる人へのアドバイスをお願いします

できれば3、4社ぐらいちゃんと家の実物を見た方が良いと思います。1、2社じゃ絶対に自分にとってどんな家が良いのかが分からないですから。家を建てるまでは本当に分からないことだらけだと思うので、ネットやSNSで情報もリサーチしておいた方が良いですね。

 

 

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